1月5日に思い立ってシャンプーの回数を減らしています。
経緯
○入浴後の髪の乾きが遅くて面倒だった。
○X(Twitter)で「髪が乾きにくいのは髪の保水力が低いせいだ。ちゃんとトリートメントせよと美容師から言われた」という旨のポストを見かける。(元ポストは見失った)
○いつもシャンプーのみなのでしてないトリートメントをしたところ、確かに乾くのが早いと感じた。
○じゃあ髪が乾燥してるわけだし、そもそも洗いすぎなければいいのでは?
こういう経緯でゆる湯シャン生活がはじまった。もともと私は以下の2点で条件が良い。
○乾燥肌である
○在宅ワークである
元々皮脂の分泌量がほかの家族と比べて明らかに少なく、一年中肌の乾燥を感じている。(ただ耳垢は湿性だと思うので体臭が全然無いってタイプでもないと思う)
基本的に家にいて毎日公園を歩きには行くが、それ以外は病院かスーパーに行くために時々外に出るくらいで、電車に乗ったりで人と距離感が縮まることがほとんどない。そういう時だけシャンプーすればいいし。
実際やってみてどうだったか
1日目夜。最初は湯シャンのこともよくわからなかったので適当にはじめた。ブラッシングして、マッサージブラシを使いつつシャンプーを使わずお湯で流すというやり方。この日は特に問題なかった。ただシャンプーを使わなかっただけって感じ。前日のトリートメントの効果が残ってる感じがした。乾くのはトリートメントの時と同様早い。
2日目は特に気になることなし。痒みなどはなかった。洗ってる時点ではなんとなくギトっと感がなくもない気もしたが、乾かすとサラッとする。ただ2日連続で湯シャンのみにすると3日目の夜には「洗ってない頭のにおい」が若干するので気になった。
3日目夜も変わらず洗ってる最中はギトつく感じがあるし、乾かしているときはにおいが気になるのに、乾かすと気にならなくなる。乾燥時に髪に突っ込んでる指先が脂っぽくなる。
4日目は3日目と同じくらいのにおいの気になり方。夜にシャンプー。すっきりするが、泡の量にビビる。
ここでリセット
5日目夜は湯シャンについて検索し、「シャンプーの時と同様予洗いせよ」という旨の提案を見たが、湯シャンに予洗いも本洗いもなくない?って感じで「よくブラッシングし、しっかり目に流す」ことを心掛けた。
このあと初回の1~3日目と同様の経緯をたどり、3日目を過ぎるとにおいは気になるが洗うとほぼリセット→翌日夜にまたにおいが気になるようになる、を繰り返したため、どこまでいけるか試しに5日間湯シャンのみにしてみた。案外行けた。
湯シャン初心者は割と2日に1回くらいからはじめてみよう!みたいな感じなんだけど、割と最初から飛ばしてやっている。
6日目夜にシャンプーしてリセット。ここで失敗。
リセット時のシャンプーにいつも使ってるものじゃなくて、お試し用のパウチのシャンプーを使った。香りが強く長いこと髪に残ってしまい、3日湯シャンしたくらいじゃ落ちない。頭のにおいと混ざってとても不快なにおいになってしまった。
このあとは基本的には出かける前日にシャンプー→2,3日湯シャン→シャンプーを繰り返した。
4サイクル目くらいまでの間、湯シャン3日目の頭で寝た枕カバーのにおいが気になるとか、昼寝したときに頭が触った寝具が部分的に洗ってない頭のにおいになってしまいヤダ!!となったりした。
また、洗ってもなんとなくにおいが残ってる感じがして、2日連続で洗ってみたりもしたが、なんとなく残っていたと思う。
その後も出かけるとき以外は基本的に2,3日に1回シャンプーのペースで生活した。
においの変化
1ヶ月を過ぎるとあまりにおいについて感じなくなった。慣れたのか?とも思ったけど、3日湯シャンした頭を母に嗅いでもらっても特ににおいはしなくなってるらしい。
頭に手を突っ込めばまあにおいはするんだけど、シャンプーしてるときでも夜になれば指つっこめばするかな程度の頭皮のにおいって感じ。シャンプーのにおいがしないだけ。自然なにおい。
枕カバーも布団も、頭が触ったところも全然においが気にならなくなった。何かのにおいはしているが(物はなんでもにおいがするから)「洗ってない頭のにおい」ではない。
これはおやつを買わないチャレンジの後に感じているので、ジャンクフード食べてないし食べ物の影響も全く無いわけではないかもしれないが、洗い流す回数が減れば余計な皮脂は出なくなってくると思うので、湯シャンに慣れたのも大きいのでは。
洗ってる最中のギトつき感や、乾かすときの指のべたつきは多少軽減したものの現在もあるので、不快に感じたら洗うようにしているが、それがだいたい3日湯シャンで経過したころなのでちょうどいい感じ。
このまま2,3日に1回ペースでしばらく様子を見たい。
気づいたことややってみてわかったメリット
シャンプー自体が臭いことに気づく
前々から香りの強いシャンプーや洗剤が苦手で、くしゃみが止まらないので避けてはいた。途中で失敗した香りの強いシャンプーが頭皮のにおいと混ざると本当に臭くて、かえって「洗ってるのに頭がくさい」の現象を引き起こした。
湯シャンの頭のにおいも無くなるまでは自分では臭いけど、別にずっと洗ってないような強烈なにおいがするわけではないので。
湯シャンの合間に洗う時は香りの弱いシャンプーや石鹸で洗ったほうがいいと思った。石鹸は髪ごわごわで大変ではあるんだけど。
別にサラサラ=清潔 いい匂い=衛生的なわけではない
まあギトついてるよりは清潔かもしれないが、サラッとする成分の処方で、いい匂いのする香料で、そういったイメージは作れる。上記の体験もあって自然な状態でいることにもうちょい慣れたほうがいいなと思った。
洗った髪が乾くのが早い
これはもともとの目的だったので達成されてうれしい。乾くのめっちゃ早い。
シャンプーちゃんと流れた?の心配が無い
髪を洗っていてぼーっとしていると「どれくらい流したっけ?」「シャンプーちゃんと落ちてるのかな」と不安になることがよくあった。湯シャンだとそれが全くないので気楽。肌や体に良くないんだろうなと漠然と感じているから「落ちてないと不安」に思うわけで、そんな不安になるものを考えもせず「そういうもの」として毎日体につける必要はないと思った。
排水溝が汚れにくい
当たり前かもしれないがシャンプーのあわあわで掃除が面倒だったので、減って楽になった。
水を汚す量を減らせる
何も考えず基本は365日シャンプーしていたのだが、1/3に減らすと121日に減らせるので、私のような家にいる人間はこれでいいんではと思う。
ただ水の使用量はそんなに変わらないのではと思う。ちゃんと洗いたいと思うとシャンプーの時と同じくらい使うのではないか。工夫が必要そう。
頬がつるつるになった
これはおやつを買わないチャレンジの前に実感しているので多分シャンプーだと思う。頬にめだたないけど触るとわかる白ニキビ?みたいなぷつぷつがあったがなくなってつるつるになった。多少ホルモンバランスで変化するが。毎朝顔を洗う時手触りがいい。
シャンプーが減らない
最早困るレベルで減らない。人によっては回数減ったからそのぶん高いシャンプーに変えたって人もいるそう。私はハンドソープ、ボディソープを兼ねた固形石鹸か液体ソープに替えたいのではやく今のシャンプー無くなってほしい。しかし減らない。
抜け毛とかそういうのはまあシャンプーしてないから抜けないなって感じだし、湯シャンの時のほうが単純に髪にボリュームが出やすいのでまだわからない。1年後くらいにわかるのではないか。
夏になったら気温や湿度の変化でシャンプーの頻度も変わるだろうし、年齢が変わって体質の変化もあるだろうから、その都度調整しつつやっていこうと思う。
生きてるだけでゴミが出るし環境を汚すし、人と私は違うので、「みんな使ってるよ」というメッセージを漠然と「そういうもの」として受け止めず、自分に合うようにやってみて必要ないものはできるだけ減らすようにしたいなと思っている。